事業遂行に伴うコンサル会社との提携と融資

【ご相談内容】
今回のご相談企業様は、新規事業展開のために設備資金を調達する必要がありました。
当該企業様は、もともと今回の事業とはあまり関連のない事業を営んでいましたが、事業の将来性から今回の新規事業への進出を考えられたようです。ただ、当該企業様にとっては未知の業種であったため、当該事業の専門性を有するコンサルティング会社と提携することになりました。
融資を申し込む際、「企業が当該事業に不慣れなためコンサルティング会社と提携する」ということがどのような効果を与えるのでしょう。

【回答】
基本的には不慣れなまま新規の事業を行うよりも、事業遂行上のリスクが低減するため、高評価となりやすいでしょう。しかし、同時にこのコンサルティング会社自身も、評価の対象に。特に創業時は、融資申込企業様に実績がないため、いわゆる定性審査項目に対する比重は高くなります。融資申込企業様にどのような人や、会社(特に「人」)が関わるかは重要な審査ポイント。あくまでも事実に基づいて説明することになりますが、申し込む際はアピールすべき提携関係か、消極的(質問されれば回答する)姿勢で説明するかは、留意する必要があります。

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