赤字計上、借入金返済遅延がある場合の資金調達

【依頼内容】
今回のご相談は、ウェブサイトをきっかけに当事務所をお 知りになった法人様でした。お話を伺うと、これまで数年 間かけて取り組んできた製造に関する試験研究の結果が ようやく認められ、大きな取引が始まるのだそう。取引に 向けて大規模な先行仕入資金の調達が必要でしたが、そ のためにはいくつかの問題がありました。
<今回の問題>
①試験研究で数年間、赤字を計上していた。
②従来からの借入金の返済を遅延していた。
③上記2点を顧問税理士に相談したが、簡単なアドバイスしか  得られなかった。

【解決策】
資金調達のために、銀行や保証協会との話し合いを積 極的に設け、当事務所がアドバイスのみならず具体的 な交渉を進めました
また、試験研究で計上していた赤 字は、会計上の対応で評価を訂正。損失ではなく今後 利益に繋がる資産と説明し、税金の追加支払いもない ようにしました。
問題②の返済遅延は致命的でしたが、 まずはその理由をまとめ上げ、さらに担保を再整理。
差 し入れた担保の総額は増えましたが、ここはいざという 時のリスクを低減し生活を守る提案しました。現在、ほ ぼ内諾をいただいているご相談です。

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