創業時の事業計画の重要性

【依頼内容】
当事務所では創業の相談を多く受けて います。現在その数が増加しているた め、基本的にご資金の相談もしくは、ご 紹介者がいる場合のみに対応していま す。今回はその中で、よくある事例をご 紹介します。「いくら借りられるか不明 →大まかな創業プランを作成→多めに 借りたい→日本政策金融公庫などに何 度か相談→融資の申し込み→断られる →困った」といったケース。正式な申し 込みを行い断られた場合、再度の申し 込みはほぼ絶望的です。

【解決方法】
創業案件は日本政策金融公庫への申し込みが利用しやすい制度だと思われま す。しかし昨今では第三者保証人を極力とらないという方針のもと、借りにくく なったという印象を受けます。つまり事業計画の重要性が高まっているのです。
①借入金は「いくら借りられるか」ではなく「いくら必要か」
②まずは事業プランをリスクとの関係から立案する
③そのうえでいくら必要か。無理ならどのように修正するか見極めて進める
創業は「計画」からスタートするのであって、「借りられる上限の模索」から始 まるのではありません。当たり前のようですが、多くの経営者や経理担当者が 実際には非常に悩んでいる問題でもあるのです。今回の様に一度借入を断ら れた依頼人にはこのことを分かっていただき、事業計画をともに作成し、他の 金融機関での申し込みに切り替えて資金の獲得をしていきます。

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