シンジケートローンによる実質的な借り増し

【ご相談内容】
今回のご相談者様は建設業の企業様です。法人成り第1期を終了して
業績は非常に好調。事業を拡大していく一方で工期が長くなってしまい、
資金繰りが厳しくなってきました。そこで短期資金を含めた融資のご相談がありました。

【回  答】
今回はまだ、短期的な資金を繰り返し調達することまでは至らない為、
長期資金の融資を申し込むことになりました。
しかし、一部の取締役の定性情報につき、若干の問題が判明。
さらに、整えておくべき書類に対してコンプラ上、問題になりかねない事態も発覚しました。
これらの査定の結果、金融機関から申込額の減額を要求されました。
もちろんそれだけでは不十分であるため、(希望額よりも少額な)融資を一本加えて、
希望額を達成するための交渉に入りました(シンジケートローン、協調融資)。
このときに重要な問題は、どこにいくらの申し込みを行って目標額を達成させるか、です。
支店決済枠や制度上の枠が存在します。結果として時間はかかりましたが、
希望通り満額の融資を獲得することが出来ました。

カテゴリー: 融資情報, 資金繰り・借入不安融資 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です