信用保証協会の審査をお断りされた 法人さまよりご相談

【ご相談内容】
今回のご相談は、資金繰りが厳しく、金融機関を経由して信用保証協会の
審査を受けるも、お断りをされたという法人様です。
銀行から保証協会に理由を尋ねても「本人(会社)に理由は伝えてある」との
一点張りで理由がよく分からないとのことでした。

【回答】
この場合は、定性的な問題(経営者や会社の過去の履歴など)のあることが
多いため、その特定が重要です。保証協会のヒアリングや調査による解釈が
正しいとは限らず、もしかしたら誤解や、説明のつくことかもしれません。
そこでまず、銀行さん経由で銀行と我々会計事務所、社長と信用保証協会の
四者で会談を設定。保証協会は基本的にこれを嫌がりますが、会社の社長から
同席してほしいと言えば基本的にはOKです。会談では、当方が一方的に融資を
強行に求める立場ではない点を説明し、保証協会と共同してベストな方法を
探るというスタンスで進行します。それにより問題が浮き彫りになり、
何を解決すべきかが明確に。あとはその誤解をどのように説明するかが
カギを握ります。基本的にはエビデンスが必要ですが、今回も当事務所の
ノウハウで対応できそうな流れに。
融資は定性的な審査情報が重要です。企業はここまで対応できるサポートを
受ける必要があると思います。

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