女性、若者/シニア起業家支援資金(新企業育成貸付)

【ご相談内容】
最近、「女性、若者/シニア起業家支援資金(新企業育成貸付)」についてのお問い合わせがよくあります。「女性社長が起業するとお金が借りやすくなるのですか?」というものです。
日本政策金融公庫のホームページの記載は次の通りです。
「ご融資を通じて、事業開始後おおむね7年以内の女性の方、35歳未満か55歳以上の方のお手伝いをさせていただいております」。つまり、今から起業する人だけではなく、開業して7年たっていない方が対象となります。
その内、申込者が①女性、②35歳未満、③55歳以上のどれかに当てはまれば適用されるということになります。女性でなくても例えば35歳未満の男性でも対象です。

【回答】
留意すべきは日本政策金融公庫では「お手伝い」をしてくれるのであり、「融資が通りやすくなる」という記載はありません。
ここでいう「お手伝い」とは、基本的には金利を下げることを意味しています。
従って通常の審査が行われ、融資の可否が判断されます。もちろん原則通り、説得力のある事業計画の作成が必要となります。
ただ、あえて言えば各制度には公庫内の「事情」があるのも確かです。これを視野に入れてチャレンジすることもひとつの方法でしょう。このポイントについては是非直接ご相談していただければと思います。

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