【依頼内容】今回のご相談は、設備投資に伴う 資金調達です。 当該企業は業績もよく、金融機関 （信金）との関係も良好でした。こ の度、本店の好業績を背景に大型 の支店を県外に出すことに。従来 から信金とは1000万円単位の 借入や借換をしていましたが、今 回は3億円の計画でした。 これに対し信金がなかなかス ムーズに動けずに計画が停滞し ており、なんとか進める手助けを して欲しいという案件でした。

【解決方法】 まずは計画を詳しくヒアリングした上で、信金に進捗の確認をしました。 それによると信金もなんとか貸し出しをしたいが、「まとめられない」とのこと。「まとめ る」とは稟議書のことですが、事業の内容、資金の使途、回収可能性などを数字と文章で 説明する必要があるのです。しかし今回はまともな事業計画書（説明書）どころか、財務 計画書さらには資金繰り表も作っておらず、信金がヒアリングしてそれらを作成している 状況でした。
そこで
①事業計画書、財務計画書、資金繰り表を当方で作成。
②資金必要日が迫っていたので、他の地元金融機関へ新規申込を行い
コネクションから早期の対応をお願い。
→これは同時に他行に案件が渡るという緊張感をメインバンクに与える効果も。
結果、必要金額満額を条件どおり（返済期間・金利）で獲得することができました。