適切な資金繰り計画を

【依頼内容】
今回は資金繰りに慢性的に困っている企業(A社)からのご相談 です。セカンドオピニオンとしてご相談にいらっしゃいました。 A社は建設業を10年以上営んでいますが、毎年決算になると若 干の資金ショートを引き起こし、毎年のように資金を追加借入 (500万円)していました。借入額も1年かけて減少した分をま た借り入れるという状態で、実質的には微増(毎月100万円増 加)している状況です。いつか借りられなくなった時にどうなるの かという不安をA社は抱えていました。

【解決方法
①まずは、資金ショートを引き起こす原因を分析。
A社の分析によるとショートの原因は年払いの支払いや税金の 支払いがあるためとの
ことでしたが、それを引き起こさせないた めの計画が立案できていませんでした。
そこで年間のキャッシュフローを把握し、ストックのタイミングと 方法を立案し、
適正な返済額を算出しました。
②次にこの計画に従いあえて実質的に大幅追加融資となる借換 を行いました
(現在残債務が1,500万程度に対し2,500万円へ の借換)。
金融機関はA社への「枠」は限界であるとの主張で当初は拒否し ていましたが、計画の説明を丹念に行い、客観的な数字で説明す ることで、納得をしていただきました。 結果、返済額の減少とストックによる資金ショート回避によって、 7年程度で無借金になる道が見えています。
※金額は実際のケースの金額ではありません。

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