【依頼内容】
今回のご相談は創業に関する借入の相談でした。その方の ビジネスプランは
しっかりしていて、やや楽観的な売上の計 画ではあったものの、
ある程度の修正で充分説得力のある 内容になるものでした。
しかし問題は、事業プランというより も、個人的に昔から引き継いで残っている
カードローンや キャッシングの残高がそれなりにあったということです。
友人 には「親族に連帯保証人になってもらって銀行から借りるこ とができたから、
あなたも大丈夫」と言われたそうですが、融 資の相談に行くと
やんわり断られたということでした。
【解決方法】
当事務所では、まず信用調査機関を使い、負債の残高を正確に把しました。
その後、その借入理由、その方の経歴を基にその借入がどのような理由で、
今後どのように返済するかを立案しました。
実はこの現状確認と借入、返済経歴、完済までのスケジュールとその方法を
「どのように説明するか」が非常に重要なのです。
さらに連帯保証人に関しては、通達、ガイドライン等によりできる限り
必要としないことになっています。特に創業時に自己資金不足を補うため
連帯保証人がいれば借りられるという制度は原則ないと考えてもいいでしょう。
だからこそ、申込者がどのように説明するか、計画を作るかということが
非常に重要になるのです。
最終的にほぼ希望通りの資金調達ができました。