計画的な資金調達と節税を

【依頼内容】
今回のご相談者は創業2年目の企業です。創業時に創業資金の調達をしましたが、
希望額まで至りませんでした。
そこで、創業の計画を修正し、調達できる金額にあわせた事業にしました。
しかしながら当然、当初予定の事業をあきらめたわけではなく、
その時から次のチャンスのために着実に計画を進めてきました。

【解決方法
①まず創業資金を借り入れ、その後その実績を基にどこの金融機関に対して、
借り入れをするかということを創業資金調達時に決めました。
次に、どれだけの自己資金があれば希望額になるか、
またどれだけの決算数値であればその借り入れが可能になるかを検討し、
そこに目標設定しました。
②事業計画上多くの税金が出てしまう予定でしたが、目標とした決算数値の利益や
他の指標をクリアする範囲で節税を行いました。
節税はすればするほどよいという単純なものではありません。
③そして予定通りの決算を向かえ、満を持して金融機関に申込を行い、
想定問答どおりに交渉を進めました。

創業以来1年以上時間はかかってしまいましたが、当初予定通りの資金調達が
可能となり、いよいよ社長のやりたかった事業を本格的に始動させることが
できるようになりました。
節税と金融機関評価の両輪で決算に向かわないとまっすぐ
に走れないと考えています。

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