【依頼内容】
今回は経営相談の契約を頂戴している企業のなかで、意外と
多い相談を１つご紹介します。経営相談は、基本的に経営者様
からの困りごとの解決方法を、理論やデータ、実践実績からご
提案するものですが、同時に経営診断（財務診断、実地診断）
から経営者様の気づかれていない点を指摘し解決方法の提
示もいたします。後者の中で多い指摘はやはり在庫過多です。
在庫過多はJITの考え方を持ち出すまでもなく、もっともフレ
キシブルであるはずのCASHという資産を固定化してしまい
ます。（要するに「お金」をムダに消しているのです）

【解決方法】
①経営者の「安全在庫」観念を取り除くこと。

②在庫減らしの方法を提示すること。

一般的に①はできたとしても、②の手法の提案・継続的モニタリングが不十分に
なりがちです。しかし当事務所ではこの②についても伴走します。
基本的にはまず、棚卸を年に１度ではなく定期的に行うことです。
１年に１度の会社は４半期、半期に１度の会社は毎月です。そこでまず意識が変わり、問
題点が見えてきます。
同時に仕入過多問題なのか、滞留在庫問題なのかを一定の方法でチェックします。
この見極めができれば、あとは問題解決手法を計画的に実行するだけということになります。過去にその作業で手元CASHが300万ほど増加した例もあります。
これ以外にもCASHを生む方法はあります。一度ご相談いた
だければと思います。