【2011/06/13より転載】
資金調達で問題になるケースは,以下の2パターンです。
①後ろ向き資金といわれる,資金不足による運転資金の借り入れ
②事業展開(創業)に伴う設備投資資金(一部運転資金)の借り入れ
①,②双方について,融資がそもそも下りるかどうかという問題と,
必要額までおりるかどうかという問題,次に金利や担保,コベナンツ条項
につき納得できる適正な条件かどうかという問題が存在します。
意外に自主的になされにくい借り換えによる財務改善の局面も
同じような問題がありますが,実際借り換え提案は金融機関側から
追加融資の方法として実施されるケースがほとんどです。
現在この不景気で,融資現場でも案件数では②のケースが多い状況に
あります。
当事務所でも,案件数(調達額ベースではない)では3分の2から
4分の3は①の運転資金調達ケースです。
セカンドオピニオンやスポット業務ではそのほとんどが②といっても
過言ではない状況です。
ご存じのように,現在,①向けにセーフティーネットと呼ばれる融資と
先々月,先月と本格的に始まった震災関連融資が用意されており,
その条件の良さから,これらを金融機関にも勧められる場合が多いようです。
現在有効な制度としては以下の通りです。
①東日本大震災復興特別貸付
②東日本大震災復興緊急保証付融資
③災害関連保証付融資
④セーフティーネット保証(5号)付融資
⑤震災対策緊急つなぎ資金(いわゆる あいちガンバロー資金)
そのほかマル経融資などありますが,ひとまず,上記の5制度と
しておきます。
これらのどれが適当か。
これについては,実際問題は金融機関の指示に従って進めることが
大多数であると思います。もちろん原則それで問題ありません。
ただし,金融機関選びの問題と,諸条件を参考とした融資のポイントの
理解は必要となるでしょう。
これについて,次回以降,おさらいを兼ねて記事にしていきます。
以上








