【依頼内容】
今回のご相談主は、ある中小企業様。滅多にない大手企業との協同開発プロ
ジェクトの話を得たものの、相手方からは「もう少し具体的なコストやベネ
フィットを提示してほしい。また、御社との取引の安全性について説明がほし
い。」と、踏み込みきれない状況があった。
単純な売上高の拡大だけでなく、今後の事業展開や企業・製品の信頼性向上
にも繋がる大手企業との取引を成立させたいが、相手が求める具体的な情
報を上手くアピールできずにいた。
＜今回の問題＞
①取引の安全性を証明する数字が出せない。
②データを見せる技術がない。
③他業務に追われ、資料の作成にまで手が及ばない。

【解決策】
資料とレクチャーにより取引対象の製品を 勉強。その後、財務諸表から相談主である 企業様の安全性を分析。結果、数字をその まま提示すると誤解を受け、安全性数値が 減少することが判明したため、補足資料を 作成した。さらに、製品の「性能としての数 字」からコストやベネフィットを明確にした 「ビジネスとしての数字」を換算。資料はプ レゼンテーション用に、相手方が求める情 報の優先度を整理しデザイン化した。